大阪岸和田でプリザーブドフラワー、花束、アレンジメント、ウェルカムブーケなら花むすびにおまかせ

大阪岸和田の花屋さん(フラワーショップ)花むすび

072-431-4587

  • yahoo!ショッピングページ
  • インスタグラム

2.サンフランシスコ市立大学への険しい道

-留学先が決定!さぁ、行くぞー! アメリカの大学は、入りやすく卒業しにくい!と人からうわさで聞いていたので、まあお金さえしっかり払えば、どうにか入学させてくれるだろうと、あまーく考えていたのだが、、、。いざ、6年半勤めた会社を辞めて、何の保証もないチャレンジへの道に足を突っ込むと、これがまた、大きな希望と大きな不安が入り交じる不思議な感覚だった。 しかし、いざ行くしかない!戻っても職は、もうないんだ!と思うとそこは典型的なB型気質で、後は野となれ、山となれーで、腹を括っての出発だった。 -日本人村脱出作戦 会社を辞めた翌月、1月3日に、UA810便に乗り込み、サンフランシスコにやってきた。早速、大学の寮に入ってビックリ仰天。日本人の多いこと多いこと。 あちこちで、日本語の会話が聞こえてくるではないか。ここは東京23区と言われるくらい日本人が多く、安心した反面、ここでは英語の勉強にならん!実際、大学内の語学学校に3年も通っている人たちがたくさんいました。TOFELの英語力の認定試験で、大学入学に必要な500点が取れないので、入学できずに親の仕送りで遊んでいる奴だらけでした。誰が言ったか、入りやすいはずのアメリカの大学に入学できずに挫折して語学学校から日本に帰国する日本人学生が全体の70%を超えていました。アメリカ人学生も日本人留学生は、2-3年遊ぶだけ遊んで、勉強もろくにせずに帰国するので、評判はよくなかった。これでは、花留学どころではない!次の日、日本人村脱出のため、ホームステイのプログラムに申し込んだ。これが、大正解だった。ラッキーにも、両親とも高校の先生をされているご家族だった。1年でTOEFLのスコアーを500点に乗せて、大学に入学できなければ、夢を諦めて日本に帰国すると心に決めての猛勉強が始まった。 -アメリカ人家族との生活 ホームステイ先の家族構成は、お父さん、お母さん、大学生の息子のエビンと、とてもフレンドリーなニシキヘビが二匹、オオトカゲが1匹それに、シャムネコが1匹だった。その頃、アメリカの大学生の間で、爬虫類を飼うのがはやっていて、エビンの部屋には、ニシキヘビとオオトカゲが放し飼いにされていた、、、。それに、彼の彼女が毎日のように遊びに来ていた。日本の大学生の男女交際と違い、両方の両親が公認で彼女が家に泊まっていくのをみて、びっくりした。親にうそをついて、外泊するよりは、公認で家に泊まっていく方が、アメリカの場合は、安全だし、安上がりだという意見でした。この家族には、大変お世話になりました。お母さんには、TOEFLのヒヤリング用のテープを録音してもらったり、お父さんには、英語の文法を直してもらったりしました。息子のエビンには、アメリカ人のガールフレンド(金髪!)も紹介してもらって、それはそれは、一生懸命?勉強しました。 -一年後の結果発表 一年後、TOEFLの点数が大学入試に最後に間に合うラストチャンスの試験で、なんと、なんと、あと7点足りません!入学に必要な最低点数まで、7点足りませんでした。万事休す、、、。手持ちの貯金も心寂しくなってきたし、ここで入学できなければ、力及ばずで花留学を諦めなければなりませんでした。一晩考えて、入学の最後の大作戦を思いつきました!!ここまできたら、困った時の神頼みならぬ、大学の学長頼みあるのみ。さっそく登校して、直談判。もちろんTOEFLの入学最低点を取れないくらいの英語力ですから、身振り手振りで熱意とやる気を見せるしかありませんでした。 学部のチェアーマン(学部長)のところに行き、私は日本から、アメリカの花文化を学ぶことを夢見てここサンフランシスコにやってきましたが、TOEFLのスコアーが7点だけ足りずに入学ができません。しかし、どうにか入学させて下さい!!と伝えると、何と何と学部長が、WhatcanIdoforyou?(何をしてあげられますか?)と聞いてくれました。さっそく、推薦状を書いてもらい、それを大学に提出しました。内容は、学部長がこの日本人をRetailFloristryの学部で責任を持って教えるので、大学の入学許可を出して下さいとのことでした。一週間後、めでたくTOEFLの点が入学最低点に7点足りない(秘密です)日本人が無事にサンフランシスコ市立大学に入学しました。後日聞いた話では、同じようにTOEFLの点数が3点足りなかった日本人留学生は、何の行動もとらずに入学を諦めて帰国したそうです。 この時おもったことは、アメリカでは自分で行動して道を切り開いていかなければ何も起こらない。自分の夢を相手に伝えることができれば、アメリカ人は喜んでその人ができる最大の助けをしてくれます。まるで、自分を助けるために、そこにいてくれたように!
夢のウェディングブーケレッスン