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4.A.I.F.Dってなに?

-大学での猛勉強
大学生活最初の学期を死に物狂いの勉強で終えました。入学しやすく卒業しにくいはずの大学が、入学するのにさえも点数が足らずに苦労しましたが、さすがに卒業するには、たいへんな努力が必要だと痛感した最初のセメスターでした。アメリカの大学では、グレードが“C”未満(70点未満)だとそのクラスをもう一度取らなければなりません。つまり、落第です。当然、もう一度、授業料を払って、半年かけて全てやり直しです。こんなところでお金と時間を無駄にはできません。
日本での学生時代、70点以上などほとんど取ったことさえなかったのに、人間やる気になれば、なんでもできると実感しました。

-AIFD
その年の7月に幸運にも大学のある地元、サンフランシスコでA.I.F.D.(AmericanInstituteofFloralDesigners)の世界一大きなフローラルデザイナーの祭典が行われました。A.I.F.Dとは、アメリカでフローラルデザインの流行を発信しているプロフェッショナルのフローラルデザイナーが作る非営利団体の協会です。全米各地で年一回の割合で行われます。5日間の期間中に、世界中から約千人の人々が、参加する世界一大きな大会です。
プログラムは、知識をシェアーする事に重点を置いたデモンストレーションや新作の花や花材の紹介などが行われます。世界中から来たトップデザイナーのデモに、初めて学生として参加した私は、開いた口を押さえるのも忘れて、夢中で見入りました。これが将来、自分が進む道だと感動しました。

-学生の為のA.I.F.D
このプログラムの呼び物の一つに、学生の為のコンペティションがあります。アメリカの大学の中で、フローリストの学部を持つ13校の学生約50人が集い各部門で競います。入賞者には、その学生の名前で大学に$3,000ドル分の花材が寄付されるという副賞もあったので、大学のインストラクターも名誉と実益を兼ねて夏休み返上で練習します。夏休みの間は、大学の勉強もなく大会の事だけを考えて練習に打ち込めました。ハラハラ、ドキドキの初めてのコンペティション。デザインのスケッチを起こす事から始まって、花の準備や管理などすべてがこれからの仕事にも直結していた緊張感のある実践的な勉強です。審査後は、その学生の作ったセンターピースのアレンジメイントをディナーテーブルの飾り付けに使い大晩餐会です。みんなドレスアップして自分たちが作ったアレンジを見ながら食べたそのディナーの味は、忘れ得ないものになりました。

-次世代の主役たちの為に
花のデザインもさる事ながら、この非営利団体であるA.I.F.D.は、次世代の花産業が繁栄する為にいろいろなアイデアをもって行われていました。たとえば、花のデザインを勉強する学生の特典として、デモンストレーションをするデザイナーの準備を舞台裏で、手伝う代わりに、参加費は半額で済みます。学生にとっては、願ったり叶ったりで将来一流のフローラルデザイナーになりたいと思う学生には、たいへんいい経験になり、生きた勉強です。一流の仕事の手順がまじかに見られて、手伝える機会はそうないものです。それに、シンポジウム全体が黒字になれば、参加費を学生に返金したり、奨学金に当てたりして学生をサポートしています。魅力的な花産業を見せる為に、夢とチャンスと与えているわけです。なんと、アメリカらしいギブアンドテイクでしょう!
このナショナルシンポジウムを通じて世界中から来たフローラルデザイナーたちと友達になりました。花を通じて花文化の国際交流とは、まさにこの事だと思いました。始めて参加して、アメリカ人の発想の大きさに感動しました。彼らの発想は、絶えず次世代の花産業の事を考えています。次世代の花産業の繁栄無くして、自分たちの未来はないと言う考えです。次の花産業を担うのは誰?もちろん、今花の勉強をしている学生たちなのです。

-A.I.F.Dにチャレンジ!
二年後、そのA.I.F.D.の試験に挑戦しました。80人ぐらいの受験者の中で男はそのうち10人でした。しかし9人(すなわち私以外)は全てゲイの優しいお兄さん達でした。その内の一人のゲイのお兄さんが「一緒に頑張ろう!」と抱き着いてきたのです。なんでやねん?初対面の人との挨拶は、握手からと学校で教わったのに、、、。目が点になり、動揺が隠せないままにスタートのベルが鳴りました。3時間以内に4つのアレンジメントを審査員の見守る中で生けていきます。開始早々、女の人の大きな声が背後から聞こえました。振り返ってみると、手から血が流れていて大騒ぎです。あっちでは、アレンジメントを運ぶのにこけている人もいました。みんな相当エキサイティングしている様子です。3時間後、自分のアレンジメントを審査用のテーブルに置いた時には、フニャフニャになるほど疲れましたが、次の瞬間、皆で抱き合って喜びました。初対面の人達だったのに、、、。
これが同じ年にA.I.F.D.の試験を受けた同期として、いまだに花文化の交流を続けている仲間たちです。

夢のウェディングブーケレッスン